Summary
太陽電池の自動生産中、コンパクトな2本指のロボットグリッパが、シリコンウェハーのトレイを搬送します。 ウェハー表面への影響を回避するため、グリッパが下降してトレイをピックアップする前に、グリッパ先端が完全に開いていることを確実に確認する必要があります。 グリッパフィンガーの上面の真上に取り付けられた超小型近接センサは、完全に開いた位置での位置を検出します。


ユーザー利点
- 超小型近接センサにより、グリッパ先端位置を確実に検出し、偶発的な損傷を防止
- コンパクトな直径3 mm x 22 mm V2Aステンレス鋼ハウジングにより、狭いスペースへの設置が容易
- 1 mmの検出距離
- ノーマルオープンまたはノーマルクローズのオプションを備えたPNPおよびNPN出力により、制御システムと容易に接続
- 実績のあるテクノロジーにより、高信頼性の操作を実現
- 非接触ソリューションは高生産効率で、回避可能なダメージ、廃棄コストを削減
製品特徴
小型ステンレス鋼近接センサ
NOおよびNCオプションと最小限の電力消費を備えたPNPおよびNPNインタフェース
センサの重量はわずか25グラム、コンパクトな直径3 mm x 22 mmのハウジング
-25°C〜+ 70°Cの動作範囲
高信頼性、コンパクト、耐振動
Customer Application
高速動作の自動生産ライン中断を回避し、部品の損傷による廃棄コストを削減するすることは、生産ライン技術として最も重要な事です。 特に高価な太陽光発電シリコンウェハーの場合、完全な位置合わせを達成するためにロボットを導入する方法が解決策の1つです。。
ロボットシステムは太陽電池の組み立ててから、自動テストまでの製造工程に関わります。 まず、シリコンウェハーのトレイは、2本指ロボットグリッパーによって搬送されます。 グリッパーの誤動作が発生すると、ウエハー表面への衝撃による機械的損傷が起こり、コスト増加の原因になります。
調査によると、グリッパの誤動作の中で開閉エラーが大多数と判明しました。 ソフトウェアプログラムだけでは、グリッパーの位置を高精度で特定することができません。 グリッパーが部分的にしか開いていない状態でウェハートレイを持ち上げようとすると、ウェハーの表面にグリッパーが接触しダメージを与えます。 この様な状況を回避するためには、費用効果の高いハードウェアソリューションが必要になります。
Customer Solution
コントリネックスの超小型近接センサが取り付けられた2本指のグリッパは、位置を検出する信頼性が高く費用効果の高い手段として有効です。 グリッパが下降してトレイをピックアップする前に、グリッパフィンガーの上面に取り付けられたこれらの小型近接センサが、全開位置にあるグリッパ先端の位置を検出します。
超小型近接センサは、OEMおよびシステムインテグレーターのニーズを考慮して設計されており、フィットアンドフォーゲットソリューションを提供します。 これらの小型デバイスの重量はわずか25グラムで、コンパクトな直径3 mm x 22 mmのV2Aステンレススチールハウジングを備えているため、従来のセンサでは十分なスペースがない狭いスペースでも簡単に設置できます。
検出距離が1 mmの超小型近接センサは、ノーマルオープンまたはノーマルクローズのオプションを備えたPNPおよびNPN出力が揃っているため、多くのシステムとの接続に最適な柔軟性を保証します。 接続は3ピンコネクタまたは2メートルのPUR被覆ケーブルを介して行われます。 ケーブル長のオプションもあります。
これら非常に多くの用途で使用される小型センサは、偶発的な損傷を防ぎながら、高信頼性に対するニーズにお応えします。 このソリューションは、回避可能なダメージ、廃棄コストを削減できるため、高信頼性でコスト効率の両方を満たすことができます。